アメリカでは1960年頃にスタートしたバケーションレンタルビジネス。もともとは自邸の一角を貸し出すところから始まったのですが口コミでビジネスモデルが広がり1985年のVRBOの誕生により個人でもオンラインでゲストを掴むことができるようになったことから大きく膨らんできました。
このバケーションレンタルインダストリーですが更にはAirbnbの誕生により若手によるマーケティングが拍車をかけ更に膨らみ今後2019年までにはなんと180ビリオンドルにのぼるインダストリーになると予想されています。ミリオンじゃないですよ、ビリオンです!
なぜでしょう?
大きな理由としては、
1、モービルブッキングが可能となった
電話対応からオンライン対応に、更にはアプリからスマホでいつでもどこでもボタン一つでゲストの支払いを受けられるようになったことが一般に広まり3年くらい経っています。その間にアプリも進化されトラベラーにとってもオーナーにとっても簡単に予約が可能となったこと。
2、ホテルユーザーがバケーションレンタルへ流れている
今まで旅行といえばホテルを予約というのが常識だったのに変わって、ライフスタイルの向上とかなんとかで気軽に楽しそうに旅をしている若者が増えその影響からバケーションレンタルを使ってみようという消費者が増えたこと。またバケーションレンタルを使った消費者の60%はホテルへは戻らずバケーションの時はオーナーから直接借りるようになった。
3、テナントにリース契約するより収入がはるかに高いということにオーナーが気づいた(笑)
これが知れ渡るまでには意外と時間がかかりましたがバケーションレンタルした方が確実に収入は高いです。それぞれのエリアによって規定はありますが規定に沿ってバケーションレンタルできるエリアではバケーションレンタルへ切り替えるオーナーも増えてきている。
でもここ1年くらいで実はもっと変化したことがあるんです。
今後のバケーションレンタルインダストリーの向上を見込んでたくさんのマーケティング企業がVRBOやAirbnbに付随するサービスを始めたことです。
通常地元の管理会社に自分のバケーションレンタルを管理してもらおうとすると管理費は25%-30%で更にはマーケティング費用などを別途にとられて結局40%くらいがマーケティング、ブッキング、資金回収、ゲストとのコミュニケーションなどにとられていたわけですがこれらのマーケティング企業はかなり格安で同じことをしてくれるのです。
マーケティング企業にもよりサービスの内容は様々。自動的にカレンダーでうまってないところだけをうめてくれるサービスとか値段を日毎に変えてラストミニッツゲスト(直前で予約してくるゲスト)に対応してもらったりとか、もうたくさんのサービスが選びたい放題です。
私は個人的にバケーションレンタルは7軒ともハワイに所有していますがこれならどこにでも持てるじゃん!と最近リサーチを開始。ようはフル稼働してくれればいいわけ。
私がバケーションレンタルを始めた当初の2014年はVRBOかAirbnbを駆使して回していく、というやり方しかなかったのですがたったの3年でなんとも便利になったもんだ!
ちょっと前までの時代では宿泊先を探している人の多くのキーワードは"Cheap" とか"Deal"などが一般的だったことに対し現在では"hot tub" とか"Villas"などのキーワードが多いそうです。
この背景として物件のオーナーが力をいれなければいけないのは”ライフスタイル ブランドマーケティング”だということ。どういうことかというと最近のゲストは安きゃいんだ、ではなくそこで得られるライフ エクスペリエンスを求めているわけ。バケーション先でhot tubにつかっている自分を想像したり。(海が見えて〜ワイングラス片手に〜みたいな、、、)
先ほどにもあげたようにメディアの発達により今の時代は他人の生活を覗ける時代です。笑
いいなーこの人こんなところにいるんだー、素敵だなーという憧れから、こんだけみんながやってるんだから自分にもできるでしょ、という行動派が増えているんです。それにバケーションレンタルは多くの場合ホテルより安く特典も満載。泊まったことのない人は是非挑戦して体験してみてください。
3年前にバケーションレンタルを始めた時はVRBOに載せていればゲストは自然にやってきていましたが時代と共に戦略を変えないとダメです。VRBOの1年前の大きな会社の方針の変化にこっちが振り回されていたのではこれもダメ。自分の資産となる収入なんだから自分でできることをする努力はしないといけないし、そんなの誰も教えてくれない。
これから私もこういったマーケティング付随サービスいろいろ試してみようと思います。
結果はまたこのブログでシェアしますね。♪ どなたか何か試された方がいたらメッセージしてくださーい!
バケーションレンタルは何もハワイにこだわる必要はないんです。世界中どこでもいい。私たちそれぞれに個々の選択があるわけだから皆んなで同じところに物件を持つ必要はない。自然災害が少なく、人の集まるエリアだったらバケーションレンタルはいい結果を生み出すでしょう。