こんな方におすすめ
- 自宅を買うなら中古より新築に興味がある
- なるべく簡単に新築を手に入れたい
- 英語が苦手なので工事業者や建築家とコミュニケーションできるか不安
- 将来価値の上がる新築が欲しい
- 小さな子供がいるので安全で安心して生活できるコミュニティーが欲しい
アメリカ不動産、中古マーケットが成熟とはいえ、やっぱりアメリカ新築物件に興味があるなあ
アメリカでは新築の購入には大きく分けて2つ。そのうちでも初心者に簡単なセミカスタムの家の買い方をシェアしますね!
いきなり土台から建ち上げるのってハードル高そう!セミカスタム、教えてください!
この記事の目次
アメリカで新築物件購入 カスタムかセミカスタムか?
完全カスタムで建てる新築物件
日本では通常マイホームの購入といえば土地を買ってハウジングメーカーを選び、建築士と相談しながら図面を完成し細かい部分も話し合いやっと夢のマイホームを完成させるという手順ですね。
アメリカでも似たような工程ですが、土地を買い、建築士を見つけ、それとは別にホームビルダーと言われるジェネラルコントラクター(工事施工会社)を雇い、建築士が書き上げた図面のもと家を建てていくという工程です。
ただこの方法だと全てゼロのところから完全カスタマイズしていくのでかなり大変というイメージですよね。
日本のようなワンストップサービスというものがないアメリカでは個人でこれを遂行するにはこんなスキルが必要となります。
- 英語レベルがアメリカ人並みであること
- ホームビルダーに正しい依頼ができること
- ビルダーと建築士と対等の立場でプロジェクトへの指示ができること
細かく言えばインテリアのタイルやキッチンキャビネットの種類、ライティングの選択もそうですがとにかく選ぶものの量が1000くらいあってその決断を下すのはかなり精神的に大変です。
うわ〜、それは大変ですね
家が出来上がるまでにそのせいで離婚になるカップルも結構いるんです、、、苦笑
セミカスタムで建てる新築物件 (新築コミュニティー内)
今回お話しするこのセミカスタム。土地が沢山あるアメリカの場合、新築を建てるとなるとデベロッパーがエリアを決め開拓し、そこに1000件くらいの家を一気に建てるマスタープランを作ります。
家を売るというよりは”コミュニティー”を売る感覚でそのマスタープランには学校やショッピングモールなどの新設プランもあり、家だけでなくコミュニティーを作り上げていく、という方法をとります。
まずはその中にモデルルームをつくり、お客様はそのモデルから好きなフロアプランを選び、そのプランの建物が建つ予定になっている土地を選んで建物付きの価格で購入します。
わーすごい!でもイマイチどんな風か想像できません、、、涙
大丈夫!その様子をYoutubeで動画にしてるのでご覧ください♪
上記の画像をクリックすると動画が再生されます!
アメリカ(カリフォルニア州のオレンジカウンティー)ではこんな風に新築が建てられ、売られていきます。
セールスオフィスではインテリアの素材も決まった中から選ぶだけなのでとっても簡単でお洒落。
好みでアップグレードできたりとカスタマイズできるのもいいですね!
その時のトレンドもチェックできてしかも楽しい!!!
まずはモデルハウスを訪ねてみよう!
モデルハウスを訪れる理由は実際に完成したものの中を歩くことができるので完全カスタマイズの新築で図面上で全てを決めていくよりは色々なことが体感できるだけにわかりやすい。どのタイプが自分の家族に合っているのかをしっかりと理解することができることは最大の特典です。
動画みてるだけでワクワクしてきますね!
セールスオフィスでは金額もわかるので色々相談することもできるんですよ:)
新築コミュニティー内のセミカスタム新築一戸建て購入手順
ではこの新しく開発されているコミュニティー内の新築の買い方と何がついてきて何がついてこないのか?について説明します。
モデルハウスを訪れ、予算を確認したら買い付けを申し込みます。その後の引き渡しから入居してからの数ヶ月は下記のような流れになっています。
買付申込後エスクローへ
買付を申し込んでから建ち上がるまではだいたい1−2年(プロジェクトにより異なる)でほぼ100%時間どおりに仕上がります。(これはスゴイと思う)買付時にはデポジット(購入価格の3%が普通)をエスクローに入れその後は引き渡し日まで(1−2年後まで)支払い義務はありません。工事中はタイルや内装などを選択し、期限までに申告します。融資を受ける方はこの間にローン会社と融資の申請を進め、指定の頭金はクローズまじかにエスクローへ送金します。
引き渡し(インテリア)
引き渡し時、内装は指定したもので建てられていますが壁の色などは真っ白な状態で引き渡しとなります。インテリアデザイナーを雇うのは大体この時期で入居前に壁にペンキを塗ったり、壁紙を入れたりしていきますが真っ白でもいいのであれば入居前に必要なのは軽い掃除程度です。
引き渡し(ランドスケープ・庭)
引き渡し時、お庭はまっさらな土だけの状態ですのでまずはランドスケープコントラクター(庭のデザインと施工会社)を雇う必要があります。(実はこのランドスケープの仕事を私は以前やっていました!)
引き渡しされてから半年以内に庭のデザインをホームオーナーズアソシエーション(HOA)に提出し、工事を始めなければならず、これを怠ると罰金が課せられます。(デザインの申請には申請費用が発生します)
これは街並みをきれいに保つことを義務付けられているのでそれに貢献するためです。
なるほど〜。だからアメリカの街並みって綺麗なんですね!セミカスタムなら新築もハードル高くなさそうに思えてきました!
是非ご検討ください!
新築コミュニティー内に一戸建てを購入するメリット
色々ありますが次にあげた項目が主なメリットです。
- 新築なのですぐのメンテナンスが必要ない
- 引き渡しされてから期間限定ではあるが保証がついてくる
- コミュニティー内のアメニティーを使える(プール、ジム、クラブハウスなど)
- 大抵の場合隣接されている学校のレベルが高い
- 最新のトレンドが取り入れてある
- 貸し出しすることになった場合高い家賃が見込める
新築コミュニティー内に一戸建てを購入するデメリット
- ホームオーナーの購入を最優先としているため、購入後すぐに貸し出し不可(まず1年は自宅として利用し、その後、転売や貸出市は可能)
- 完成までに時間がかかる(通常1-2年)
アメリカならではのスケールの大きい新築物件の販売方法、いかがでしたか?
私たちの住むカリフォルニア州オレンジカウンティーでもこれからまだまだ新築案件が出てくる予定です。
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