年末になると色々と振り返ること、それから来年に期待することなどをあれこれと考え始めます。多分私だけじゃなくて多くの方々が同じことを考えているのではないかなと思います。というのも年末年始は同じような質問をたくさんいただくのです。
でも多くの質問に私は答えることができません。なぜって、質問が漠然すぎるからです。
漠然な質問ってこんな感じです、、、
*アメリカ不動産投資に興味があります。資料を送ってください。
*キャッシュフローのある物件を探しています。何かありますか?
*既婚の会社員です。アメリカに不動産を買おうと思っていますがカリフォルニアで買えますか?
*減価償却の取れる物件はありますか?
などなど。。。。。
なんでこういう質問に答えられないかというと、、、
その人の投資の目的、使える資金がこれではまったくわからないからです。既婚で会社員という属性はどうでもよくその人の投資の目的がわからないと何もおすすめすることができません。
これでは食料品を買いに行って”食べれる物を探しています。何かありますか?”という質問の仕方と全く同じなのです。
まず、投資の目的。これは必須です。ただ単にお金がもっと欲しいからという理由では計画のしようがありません。なぜお金が欲しいのか?が重要なのです。
例えば、将来仕事を辞めた時に家賃収入で生活したいのであれば毎月いくら必要なのか見通しが着くはずなのでその金額を家賃から出せればいいわけでその額がわかれば物件の絞り込みもしやすくなります。また、使える資金によっては自分が思い描いていた場所に買えないということも十分考えられます。この2つが見えてはじめて物件をおすすめすることができるわけです。
きっとこういった漠然とした質問をされた方はもしかしたらご自分の投資像が見えていないのかもしれません。重要な部分がよくわかっていない場合はそこを明確にするところから不動産投資はスタートします。
今年は残すところあと1週間ほどとなりましたね。
来年は絶対アメリカ不動産に挑戦したいと考えている方はもう少し具体的になぜアメリカ不動産投資なのかをじっくり考えてみてください。またその投資の出口戦略をどう考えているのか?短期勝負なのか長期計画なのか。予算はいくらあるのか。
そんなわけで来年早々投資をする前の下準備ウェビナーを開催する予定です。自分ではなかなか前に進めないという方は是非参加してみてください。
資産形成をよりうまく回していくにはしっかりとした計画が必要。もしかしたらアメリカ不動産投資は向いていないと思うかもしれません。それはそれで下準備段階でわかったのであればそれでよかったと思います。大金をはたいてからやっぱり向いてなかった、と思ったのでは無念感がありますからね。苦笑
アメリカ不動産投資と一言でいっても実は100通りくらいのやり方がありますので誰でもどれかには当てはまると思います。私はその中の78通りを体験してきましたのでその中から的確なアドバイスができれば、と考えています。
それでは皆さん、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
Happy Investing!