ちょっと前にカリフォルニアの大学費用がどれくらい高いのか、というお話をしました。不動産とは全く関係なさそうで関連のある話題。では大学にめでたく行けたお子さん、学費以外にも費用はかかります。この辺りで大きな大学といえばUC IRVINEがありますのでその例も含めた不動産のお話です。
実はこのUCIですが、私が日本から渡米した1997年、最初に入った学校がここでした。とりあえず英語から、と思いここのEnglish As a Second Language(ESL)のコースをとってドームと言われているいわゆる学校の寮に入ったわけです。
当時、寮以外の生活手段としては近隣の家を丸ごと借りる、一般家庭から部屋がりする、ホストファミリー先に滞在する、ルームメートを探して同居する、という選択がありました。金額の高い順に順番をつけると、
1、近隣の家を丸ごと借りる
2、一般家庭から部屋がりする、ホストファミリー先に滞在する
3、ルームメイトを探して同居する
という感じになると思います。寮を選んだ理由は何も知らない場所に住むのでとりあえず安心感があったし生徒と触れ合えるという点で英語力がはやくつくと思ったのですが留学生ばかりまとめられていたので皆、英語はそこそこ、、、英会話上達という面では寮はあまり役にたちませんでしたがアメリカ生活をスタートさせる良いきっかけになったことは確かです。
その後はローカルアメリカ人と触れ合わなきゃいけない、と思い広告を伝ってルームメイトを募集しているところに電話をしアメリカで最初のルームメイトを見つけました。結果的に英会話力はグーンと伸びました。女の子だったので喋る、喋る、、、苦笑
これがいいきっかけになり彼女とは20年以上たった今でも連絡を取り合っています。
私たち留学生はこんな風に自ら色々探し住む場所を見つけ家賃を支払っていたわけですがあれから20年たって私が母親の立場になって大学に入るくらいの子供達を抱えた周りの友人を見ていると結構な割合で皆さん不動産を買っています。
不動産を買ってどうするのか?
遠方の大学に子供を送る場合、大抵の人はまずは寮に子供を入れますが半年、1年経つと寮生活を抜け出す生徒がほとんど。大学近隣に移り住みます。賢い親は近隣にコンドミニアムや一軒家を購入し、子供に住ませ、子供にルームメイトを探させ家賃をもらいます。部屋がしができるし、一部屋に2人で住むパターンも多く家賃を払ってどこかに住ませるのであれば部屋を貸してキャッシュフローを得る、という考え方。子供が大学を卒業したら短期投資目的で4年後に転売するかそのまま賃貸にだし所有するか。物件価値の上がるこの辺りではよく聞く投資方法です。
昨年息子さんをUH(Hawaii University)に送ったカリフォルニアの友人がいて、息子が寮をでるので賃貸物件を友人と探していたようですが競争率が高くなかなか良いところが見つからないということでコンドミニアムを一軒購入することにしました。ルームメイト達からの家賃で毎月の支払いがきちんと出せるということで資産形成にもなり一石二鳥。
賃貸料金と買った場合の毎月の支払い額を比べあまり差がないのであればこのように不動産を購入し、キャッシュフローと騰貴率を生み出すマシーンを得ることはアメリカでは決して特別なことではありません。国民の意識が日本とはかなり異なるのですが合理的という面でこういった見方の投資もあり、です。
学校の近くの物件は自分の子供がいなくてもStudent Housingという点では又違ったタイプの投資方法となります。
バケーションレンタルもその一つで同じ不動産から家賃を得るのであれば少しでも高い方がいい、ということでアメリカにはたくさんのアイデアがゴロゴロしているし世間もそれを”普通”と受け止めるソサエティーがあるのでものは考えよう。
という点でUCI近郊物件は更に人気が高いですが使いようが色々なので投資としては嬉しい結果をもたらしやすいです。
来週月曜日は日本から投資家さんが物件視察にいらっしゃいます。この辺りの物件の視察はまたブログよりお知らせしますね。