今回は皆さんにとってちょっと面白い視点から記事を書いています。自分の不動産を売りたいと思ったらまずはエージェント探しから始まりますね?アメリカでは業者に頼むのではなく個人である不動産エージェントに依頼するので会社のネームバリューとかよりもむしろそのエージェントさんがどれだけ頑張って売ってくれるかに関わるわけです。
いわば個人事業である不動産エージェントは他のエージェントと差をつけるためにどんな努力をしているのかというとそれはそれはピンからキリまであるんです。
売れっ子のエージェントさんはどんなマーケティング方法をとっているのでしょう?ということで発信する写真や物件ビデオに焦点を置いてみました。
エージェント選びにはもちろんその人の交渉力や綿密に連絡が取れる点はどんなビジネスでもマストです。
最近では物件を売り出すのにステージングもマストですね。物件をどれだけキレイにしてバイヤー候補へアピールできるかで人の集まり方が全然違います。まずは興味を持ってくれないとオープンハウスをしても誰も来てくれないのでキレイで清潔な物件づくりは絶対必須です。
ということで物件の見せ方も様々。今日は典型的なものをいくつか紹介します。
この記事の目次
1)プロが撮った写真
まずは誰でもオンライン検索するのでキレイな写真であることは大前提。これは大抵はエージェントが負担してくれる経費です。
2)ビデオ
最近ではこの不動産ビデオが面白い。ちょっと前までは写真をスライド式にしてものを動画にしていたけどそれからドローンでの撮影や家の中の動画もいろんなアングルからカッコよく作成します。動画があるとわかりやすいですね。これは私たちの物件で作った動画ですがこうやってみると写真がスライドになっているものよりわかりやすい。で、しかもかっこいい!
そして更にはライフスタイルがわかりやすいように生活感のある動画も人気高いです。こちらは私たちのブローカーで作成したもの。こうしてみるとこの家に住んだ場合のライフスタイルが手に取るようにわかりますね。
更にはこんな映画チックな動画も増えています。ラグジュアリー案件に多いですが全くドラマみたいです。
これらは全て不動産を売るためのマーケティング。売るためもそうですが他のもっと大きな目的は次のセラーを探すこと。”ここまでやってくれるのか”と売り手に思わせることで自分の家を売って欲しいセラーを捕まえることもできるのです。これこそ楽しみながら売り上げをあげるコツ!
南カリフォルニアはこのエリアとライススタイルに憧れて不動産を買いたがる人たちがあとを経ちません。だったらそれをどれだけわかりやすく見せてあげるか。
どんなビジネスもそうですが人と違うことをすることで目立ちフォロワーが増え売り上げが増えるのです。
3)3D バーチャルツアー
これも最近増えてきたマーケティングの一つ。バーチャルツアーがあるとその物件に行かなくてもあたかも自分がその空間にいるように家の中が見れます。アメリカでは存在しなかった中古物件のフロアプランも見れるしドールハウスビューが何と言ってもわかりやすい。この物件は私のリスティングで今週4月20日の土曜日はオープンハウスです。1時から4時までここにおります〜。お近くの方はどうぞ立ち寄ってくださいね。(住所はリンクより見れます)
3Dなので大きな画面で見た方がわかりやすいですがどうですか、このわかりやすさ!
こんな感じでアメリカの不動産エージェントは巧みなアイデアでマーケティングしています。これもお客様の立場に立ってみると不動産がわかりやすいこととライフスタイルにどれだけ比重が置かれているか。ここが日本の不動産業界と大きく異なる部分だと思います。
ロサンゼルス、オレンジカウンティーでご自宅転売をお考えであれば是非ご相談くださいね:)