実はアメリカに渡る前、都内の恵比寿にショップがあるアルフレックス(当時は六本木アシックス内でしたが)に飛び込みで『雇ってください!』と入り込みその意気込みと図々しさ(笑)に負けたのかあれだけ競争率の高い会社にすんなり入っていろんなデザイナーと接することができたのも今となっては財産となっています。
インテリアデザインは昔から大好き。だからフリップを仕事にし始めたのも自然の成り行きなのかもしれないな~と最近思います。
フリップはデザインするのが億劫だったりよくわからなかったらやっぱりかなりストレスだと思うのです。だからもちろんトレンドにはいつも敏感じゃないとダメだしスタイルを知っていなければ正しいマテリアルも選べないのでフリップは私にとっては天職だと思っています。
自宅のリビングルームを最後にリモデルしたのは既に数年前の話。私には『こうしたい!』という断固としたアイデアがありました。
インテリアトレンドを知っているからとはいえ、今の流行りものにするつもりは全くなく、自分らしい空間が創りたかったのでその中で統一性を出すためにいろいろ調べました。インテリアデザインをする時に
私が参考にするツールは2つだけ。HouzzとPinterest. このサイトはどちらでも自分が気に入った写真を保管できるので雑誌の切り抜きをしているようで楽しい。この2つのサイトでキーワードで検索しいろんなアイデアをもらいます。自邸のリビングルームのキーワードはビーチスタイル、モダン、コースタル。そんなイメージで色々物色、、、、
私の好きなスタイルはこんな感じ。ビーチっぽいけどごちゃごちゃせずに男の人でも馴染みやすい空間且つクリーンなイメージ。
フリップもワクワクしますが自邸のリモデルはもっとワクワクします。笑
まず初日はとりあえずあったものを全部撤去。リビングルームはガランとしてしゃべるとエコーがかかるくらい、、、
あ、ちなみに左の壁に立てかけてあるのはカウチです。笑 これは一番上の息子にあげました。
まずはスライディングドアの真ん中をオープニングにしたかったのでドアを変えて、、、、、と思ってスライディングドアを外したらなんと、レールの部分、地盤の補強部分が崩れてて、そこからやり直し!1日の作業が3日に延長、、、、大きなトレンチを作りコンクリートと補強用リーバーを入れ直しました。
スライディングドアを入れなおした後は、もっと光を入れたかったのでスライディングドアの横に窓をつけました。
ビーチコテージらしく天井には Tounge & Grooveというスタイルに統一させることに。(隣のファミリールームが同じ天井なので)
レンガのファイヤープレイスは一昔前っていう感じなのでここのデザインからやり直し。うちにはファミリールームにもファイヤープレイスがありそれは2-3年前にリモデルしたのでそのデザインをフォローすることにして、両サイドにはキャビネットを、、、
タイルはコレラマーブルをサブウェイスタイルで張ることにしました。タイルの色のバランスを均等にするため予め私がひとつひとつ並べます。(フリップではここまでしません!)朝から化粧なしで失礼、、、、、
あとは床を張って終了です。新しいカウチもオーダーしたし、やっぱりリモデル中の家に住むって(しかもリビングルームは家のど真ん中だし)ホコリやノイズでストレスかかるので早く終わらせたい。ついでにリモデル中のお家に住んでいる方になるべくストレスフリーに住める工夫という動画を作ってみましたのでおもしろ半分に見てみてください。
この後の楽しみはインテリアデコレーションです。
フリップの場合はステージングがそれにあたるのですが、自邸となると更に気合が入ります。来週には終わってるかな?