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ハワイバケーションレンタルのその後

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ハワイバケーションレンタルのBill89可決の記事を書いてからしばらく経ちました。ワイキキでもKuhio Aveから後ろ側はレンタルが30日ミニマムという規定になり、もちろん物件を所有しているオーナーは隠れてでもウィークリーレンタルをしたいと思っている人も多いと思うのですがそれもなかなかリスクが高い。。。なぜかというと、、、

ホノルルカウンティー頑張ってたくさん人を雇っちゃってそういう隠れオーナーを探してるので罰金を食らうオーナーが結構でてきています。

罰金は1日最高で$10,000と言われているので食らう方は大変。

でも罰金を食らわずともNoticeレター(告知レター)は1000通くらいでたそうで追いかけっこがそろそろ本格的に始まったという感じです。

私が任せている物件管理会社は本当に頼りになる存在でニュースがでてからすぐに対策を練って私たちのユニットはレンタルがついています。本当におすすめの管理会社、Alii Beach Rentalでは30日レンタルユニットを持ったオーナーさんを募集していますので今の管理会社に満足していない方は変更を考えてみてもいいかも!

今日はそんな物件管理会社のオーナーさんのKaiと話しをして今日また状況を聞いたのでそれをシェアすると共に私のオピニオンもシェアしますね。

1、11月は少し予約が減りそう

もともと11月は毎年スローなのででここを30日まるまる埋めたいとなるとちょっときついかもしれないとのこと。私のユニットはラッキーなことに10月の中旬から11月の初旬までが今の所マンスリーで埋まってるのでとりあえずホッとしています。

2、12月下旬から3月までは30日レンタルに人気が集まるだろう

もともと冬は実はハワイのハイシーズンなんですね。特にこの時期カナダやヨーロッパからのロングステイ軍団がドバーッとハワイにやってきます。これは毎年同じこと。彼らはこの時期だいたい平均1ヶ月単位でやってきますし、今まで30日しっかり予約できるコンドがなかなかなくあちこち泊まり歩きしていた人たちもこれから30日レンタルが増えるのでいく場所が増えた=もっと多くの団体が来れるだろうとの予想

3、売る方としては良いタイミングか?

ウィークリーレンタルをあてにしてバケーションレンタルを買ったという人は多いのでこの人たちが売りに出し始めると価格競争が始まり値段が下がるのではないかと予想。(これは私も同感)実際に3ヶ月前にはワイキキのコンドミニアムは100件くらいのリスティングがあったのが今では176件に上昇。まーワイキキと言っても広いのでびビルによって価格競争の比率は変わることは予想されます。でもまだ多くの物件はこれでも売りに出ていません。あなたの投資の目的を考えて今売ることが正しいかどうかは吟味する必要があります。

4、買う方としては良いタイミングか?

投資目的の場合、ウィークリーレンタルがまだできるコンドミニアムの値段は既に上がっているのでキャシュフローを考えると30日レンタルを少し低めの金額で買い頭金を多く入れれば投資としては悪くはない。30日レンタルではなくても1年リースで毎月の支払額がレントでカバーできるのであれば買い。いわゆる普通の賃貸物件として買うのであればワイキキはカリフォルニアのようにいつも買い時だろうと思う。

また自宅として買いたい人が今までウィークリーレンタルの近所になるのを嫌がっていたのが比較的長期レンタルが周りにいるとなると少し安心感あり。自邸としては金額のネゴシエーションがしやすいので買い時だと思う。

5、優子さんは売るの?売らないの?

実はそろそろハワイの資産をカリフォルニアに戻そうと思っていたところではっきりいって私にとってはタイミング悪い今回のチェンジ。カリフォルニアでは新しい投資に挑戦したいと思っているのです。前から興味があったストレージ投資をやってみようと思っていてハワイの資産を戻すことを考えていました。私のハワイへの投資の目的は所有している間に稼げるだけ稼ぐ+エクイティーを狙い次の投資へ変えるという計画だったのでプロダクトとしてバケーションレンタルはとても良い投資でした。5年でかなりエクイティーが増えたのも事実。

ルーフトップより

なので今回タイミング悪いけど売ります。他の売り物件よりは安めにしているので目的にあった投資だと思う方はお問い合わせください。頼りになる物件管理会社付きなので本当にストレスが少なかったです。物件を所有していることを忘れさせてくれるくらい完璧でした。

私の所有するユニットは一応売りに出していてエージェントを雇いMLSに出しています。3件ありますが詳細はこちら 

このように自分のコントロール以外の部分で計画を変えていく必要があることも投資の性質。せっかくこれで一生家賃で生きていこうと思ったのに!と嘆いているならこうなってしまった以上次の対策を練るべきです。

変にオリジナルアイデアにこだわってるとうまくいくこともうまくいかない。

投資に向いている人とはその場その場の状態でフレキシブルに動ける、考えを変えられる人。

今回の法律の急変には可決してからそれを実施に移すまで1ヶ月しかなかったということでほとんどの物件には既にウィークリーの予約は入っているのにも関わらずあえて即実行を求めてきたカウンティーにはやはり怒りを感じざるを得ません。efective dateをせめて半年後としてくれたらまだ対応もできたであろうに。。。とオーナーとしては思います。(しかも私の物件はHOAとカウンティー共にウィークリーレンタルを許可していたし)戸惑う物件オーナーも多くカウンティーに対して裁判を起こす団体も出てきました。私ももちろん法律を変えたいとは思いますが長丁場になる裁判に参加するくらなら自分の計画を変えていく方向を選んだわけです。

ハワイバケレン報告はまた新しい動きがあれば報告しますね。

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優子マックマーン
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