ロサンゼルスで現在進行中のフリップは1月下旬に向けて完成を予定しています。ここ1年で随分いじわるさに度が増したLAカウンティーのインスペクター。今回も結構いろいろ言われて工期が伸びてしまいました。うちのコンストラクションマネージャーのJimenez Brothersがいつも上手に乗り切ってくれるので助かっています。笑
さて、システムや構造などの修繕が完了したら今度はFinishing touchと言われている『仕上げ』部分。
これは実際のバイヤーの目に見える部分。いわゆるその物件の最初の印象となる部分です。
パッと見て良い印象を与えるという点において見た目を気にする部分は、、、、
1.外観 (カーブアピール)
2.バスルーム
3.キッチン
4.全体のカラーコーディネーション
今日はその中でもバスルームのタイル選びについて。
私はいつも決まった場所でタイルを購入しています。自宅から近く、種類が豊富で安い。これ以上期待できません。笑
まずはテーマカラーを決めてその色に合わせるようにタイル選びをします。今回の基本カラーはホワイトとグレー。
お店に種類が豊富なのはチョイスがいっぱいあっていいのですが逆にいうと多すぎて決められなくなってくる、ということもあります。そういう場合はテーマカラーをあらかじめ決めているとそのカラーテーマのセクションだけ見ればいいので意外と絞り込めます。でも事前に決定しておかないと他の色を見て、これもいいかも、あれもいいかもと迷ってしまうと時間ばっかり経って前に進まないので注意してください。
ここにはこのようにImagination Stationというエリアがあってサンプルを持ち寄って雰囲気を見れるようになっています。単独で見て決めるよりはこうやってまとめて見ると決めやすいです。
これはマスター以外のバスルームのマテリアルを決めていることろ。選んだグレーのフロアタイルの上に壁用のタイルとアクセントタイルを載せて色合わせや雰囲気を確認します。
続いてマスターバスルーム。マスターバスのマテリアルを決める時に気を付けるのは他のバスルームよりは少し高価な感じに作り上げることを心がけます。でもテーマカラーは同じです。写真とメモを取ってそれをそろえてコントラクターへ渡します。
インストールする前にはアクセントタイルの位置や幅などを現場でしっかりおさらいします。
キッチンは今はやりのオープンスタイル。このスタイル結構流行が長く続いていますね、、、ようはキッチンが個別ではなくてリビングやダイニングにオープンに見えるようになっているもの。この物件はこんな感じでダイニングルームからキッチンのアクセスは小さなオープニングだけでした。
壁をぶち壊して(笑)オープンにしました。壁を壊すときはその壁が2階や屋根を支えている基本柱となっていないことを確かめます。
既存のキッチンキャビネットは全て撤去して空箱状態に一度戻してから新しいキャビネットを入れます。天井の電気も蛍光灯からリセスライトに変えます。
カーブアピールと言われる外観。物件を買ったときはこんなでした。いわゆるその辺によくある古い家って感じですね。でも色を変えるだけで印象がずいぶん変わるんです。
外観は新しいカラーですっかり変わりましたがその報告はまた今度♪
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